ゴボ
「ゴボ」という用語は、照明業界や映画・テレビ製作の現場で使用される俗語です。一般的には「ゴボ」と呼ばれますが、正式な用語は「ゴボーテ」(Gobo)です。
ゴボは、光源からの光を特定の形状や模様にフィルタリングするためのデバイスです。ゴボはメタルディスクやガラスプレートで作られており、そこに彫刻やパターンが施されています。光がゴボを通過すると、ゴボの形状や模様が照明効果としてスクリーンや舞台などに投影されます。
ゴボは、照明効果の演出や空間のデザインに使用されます。例えば、建物のファサードに特定の模様を投影したり、ステージ上に木の葉や雲の形を映し出したりすることができます。ゴボは交換可能であり、照明機器に取り付けることで簡単にパターンやデザインを変えることができます。
ゴボはさまざまな形状やデザインがあります。一般的なゴボには、植物の葉や花、幾何学的なパターン、建物の窓などがあります。また、カスタムデザインのゴボを作成することも可能です。ゴボは、照明デザイナーや舞台監督などの専門家が効果的な照明演出を実現するために利用する重要なツールの一つです。